書く人によって記入量に差があるときはどうする?

ある介護施設に勤務する方からのご相談でした。


「申し送りのため日誌を書くのですが、

欄からはみ出るくらい

細かにたくさん書く人と、

一行で終わってしまい

空白が目立つ人がいて… 

上手な文章の書き方ってありますか?」


これはですね。

文章の書き方というよりは、

大きくてまっ白い記入欄に

工夫を加えれば多分いいですよ、

とお伝えしました。


たとえば、入浴の記録ひとつでも、

欄を大きくする代わりに、

<表情><洗髪>

<からだの変化><気になったこと>など、

項目を増やして「細分化」するんです。

すると、ぐっと記入しやすくなります。


※現場のことは詳しくわからないので、

これはあくまで思いつきの項目です。

専門の方からすると的外れかも^^;

場所によってはフォーマットがあるのかも。


それまで「か条書き」すら

しなかった人も

意識してものごと、できごとを

見るようになるので

書き記す意欲にスイッチが入ります。


メモ程度の小さな欄であれば

忙しい現場で、

長い文章を組み立てることに

時間を割かなくてもよくなるので

「書く」ことへの

心理的なハードルも下がります。


長い文章を書くのは、

多くの人がニガテだしめんどうなものです。

か条書きの感覚で、できごとを拾って

伝える仕組みをつくれば、

みんなラクに大事な情報を

共有できますよね。


「項目の細分化」は

本当にかんたんで、シンプルな方法です。


もし

・「アンケート用紙がまっしろw」

・「業務日報に偏りがある」

ときには、試してみるといいかもです。