プレスリリースの効果


昨日の記事では、ご自分のビジネスのPR方法に「プレスリリース」という手もあるよ! ということをお伝えしました。


(プレスリリースとは何ぞや?という方は、こちらの記事もお読みくださいね)



引き続き…


では、プレスリリースを送ることで、どんな効果があるのか?


クライアント2名さまの実例をもとにまとめてみます。



★Aさま(ペット関連のサービス業)


ペットロスのカウンセリングを広く周知したい、とのことでプレスリリースを作成。


①取材申し入れお願い文書(カウンセリング活動の概要と理念、活動日程、連絡先等をまとめたもの)


②Aさまのプロフィール(写真、経歴、活動実績をまとめたもの)


A4用紙2枚のプレスリリースを、各新聞社やテレビ局に、直接出向いて手渡しました(10社以上あるので、3時間以上かかったような…^^;)。


その後、地元新聞社の発行する地域情報誌の記事として取材され、それをきっかけに、各新聞やニュース番組でも取り上げられ、一気に認知度がアップ。


これが2015年のことでしたが、今でも「テレビ見てました」と声をかけられることがあるそうです。



★Bさま(スポーツ関連コミュニティの代表者)


ふだんから定期的に活動されているのですが、「チャリティーイベント」「女性向けの規模の大きなイベント」PRの際に、2度ほどプレスリリースを作成。


①取材申し入れお願い文書(イベント概要とその社会的な意義、イベントスケジュール、連絡先等をまとめたもの)


②活動内容のコンセプトシート(コミュニティの発足理由や経緯、活動の写真をまとめたもの)


A4用紙3~5枚のプレスリリースを、各新聞社やテレビ局に、クライアントさまと一緒に直接出向いて手渡しました。


いずれのイベントも、新聞やフリーペーパー、タウン誌の取材、ラジオ出演につながり、また、あるテレビ局からは長期取材の申し入れがあったそうです。



以上の実例から、プレスリリースを送る利点は大きく2つ。


ひとつは、波及効果が高く、連鎖反応が起きるということ。


つまり。


最初は1社だけからしか反応が得られなくても…


お互いの動向をチェックしている他社・他紙のマスコミの目に入ることによって、連鎖的に取材が立て込む、ということが起こりうるんです。


(あまりにも立て込むと、マスコミ側で自主的に取材の時期を調整することもあるようです)


各紙、各局のメディアごとに、いろいろな角度切り口から取り上げられるので、その分広く伝わりますよね。



また、もうひとつの利点は、記者さんや編集部と顔がつながるということ。


こちらの方が、実は大きな成果かもしれません。


「今後何かあったら、またご連絡させてくださいね!」とお伝えできるのですから。


そのご縁が、いつか違う形でまた生きてくる可能性もあるわけです。



大きく周辺を巻き込みながらPRできる、プレスリリースという方法。


お願い文書を書くことで、自分のビジネス概要や理念もしっかり整理できます(あ、これも利点ですね)。


有効なPR手段として、ぜひ頭にインプットしてくださいね。