書こうとしても、パソコンの前でフリーズしてしまう人へ

「ブログを書こう!」

「イベント告知をしよう!」

「パンフレットの文章考えよう!」

と思ってパソコンの前に座るけれど、書くのが進まない…フリーズしてしまう…

そんなことありませんか?


書くことに関してカンの良い人は、なんとなくスラスラ書けて、ストレスを感じることはないかもしれません。

が、わたしも論文の書き方を学ぶまでは、文章を書くのはニガテだったので「書けない」というつまづきの裏に何がひそんでいるか、よ~く分かります。


原因は「いきなり書こうとしていること」。

文章を書くプロセスは、お料理と同じなんです。

材料を準備して、下ごしらえして、手順に沿って調理する。

いきなりフライパンや鍋を出してきて、そのまま見つめていても、何もできあがりませんよね?


・書くための材料の準備=お客様像の設定、自分のサービスメニュー、理念、ビジョンの言葉化

・書くための下ごしらえ=何を、どんな目的で伝えたいのか整理する

・手順に沿って調理=読んでほしい人の心の動きを想像しながら、内容を順序よく並べていく(つまり、書くということ)


この、準備&下ごしらえがないと、やはり作業もすすみません。

書く前のプレ準備をせずに、いきなり内容を並べる作業に入ろうとするので、詰まってしまうのです。


「人に伝える」文章というのは、日記や作文とはつくりが違います。

まわりのライター友達に「どうやって文章書いてる?」と聞いてみても、「まずは整理」という返事が返ってきます。

内容のかたまりを赤マルで囲んだり、線で結んだり、順序立てて図に描いたり。

読む人に何を伝えたいか。

その整理作業にこそ、たっぷり時間をとっているのです。


心当たりのある方は、まずは一度じっくり時間をとって、「書くための材料の準備&下ごしらえ」作業にだけ取り組んでみてください。

ふせんに1枚ずつ単語で書いて、ガーッと並べたり。

メモ用紙に思いを吐き出したり。

スケッチブックに絵として描いてみてもいいと思います。


書くことをしないで、まずは整理する。

書くための第一歩はそこにあります。