書くために、思考を図化しよう!

最近は、思考や情報を「図」にする本をよく読んでいます。


これが、あらためておもしろい!


わたしはもともと、長い文章というのが、読むのも書くのもあまり得意ではないんですね^^;


(好きなジャンルの本は?と聞かれたら、「絵本」と答えるほどw)


チラシやパンフレットのコピーライティングも、会社勤めのころからけっこうやってきたいま…


自論として「文章は、できるだけ図にして見せたほうがわかりやすい!」と思っているんです。


理由はひと目でわかるから。



で、これは文章を読むときだけでなく、つくるときにも通じることで。


チラシ、パンフ、二つ折り名刺、告知文など、だいたい何をつくるときも。


まず文章という最終形ではなく、紙にえんぴつで図(というかラクガキ)を書くことからはじめます。


単語と単語をマルで囲み、つないだり、矢印で順序づけたり。


同じ意味のまとまりを同じ形で囲んだり、違う説明のものは異なった色で囲んで区別したり。


一番言いたいことには、二重線でぐりぐりと赤丸をつけたり…


そんなふうに、いきなり文章にはしないで。


いきなりパソコンの画面には向かわないで。


まずは要素を整理するのが大事。


文章の流れをつくるため、絵としてわかる図をつくることがとても有効なんです。



文章って、つまり「順を追って並べて、意味が通じるもの」。


順序を、流れをどう組み立てるか。


そこに注力する作業なんですね。


で、そこに役立つのが「図にする」というプロセスなんです。



もしかしたら、文章へのニガテ意識のある方は、文の順番を組み立てるのがうまくいかない、ということなのかもしれません。


フセンに言いたいこと、伝えたいことをか条書きにする。


そのひとつひとつをパーツとして、関係性をグループ化してみたり、並べ替えたりしながら、図にしてみる。


すると、伝えたいこと、発信したいことの全体像や構成がスッキリみえてきます。


筆力というより、書く以前の整理が肝心なんですよね。



この、まずは図にする方法。


周囲のライターさんたちに聞いてみても、やっぱり同じ手法でやっているそう。


「いきなり書き出して進まないwww」というような方が案外多く、思考をまず図にして整理してみようよ、と感じたので書いてみました。


何かのヒントになれば幸いです。