キャッチコピーやタイトルはかっこよくなくていい。

12月のセミナーでもちらっとお話したことなのですが。


個人事業家さんやスモールビジネスオーナーさんの


「キャッチコピーやブログ記事タイトルなどは、かっこよくなくていいです」


というお話。


なぜなら、もっとも意識して書かなきゃいけないことは


「誰に向けて伝えるか」


「どんな人のお悩み、お困りごとを解決したいのか」


そこだから。


究極大事なのはそれだけ、と言ってもいいくらいです。


そこさえ伝われば、かっこよさとか美しさは必要ナシ。



人の脳は、自分に関係のある言葉しかひろわないそうです。


何年か前に流行った心理テストがありましたね。


こんなの↓

 (画像が鮮明ではなくすみません)


セミナーのときには、パッと目に入った言葉3つを受講者さんに挙げてもらいました。


(あなたもぜひやってみてください^^)


すると、今の自分の状況とか、関心ごとに近い言葉を、無意識に選んでいることに気づくと思います。


ちなみにわたしは…


おしごと・すいみん・じかん でした笑


タテヨコた~くさんの単語が並んでいるのに、目に飛び込んできたのはこの3つ。


ほかの言葉は認識できなかったんです。


そして、このテスト。

1週間後、1か月後にやってみると、また別の言葉が目に飛び込んできます。

人の心の向きって、どんどん変わるからです。



ということは、つまり。


どんなにかっこいい、素敵な文言が並んでいても、その人にとって関係のない内容であれば、素通りされてしまうということなんです。


ちょっと飛躍しすぎな表現になりますが、「ネイル」という文字に心躍るほど反応する男性って、たぶん少ないですよね(いらっしゃるかとは思いますが^^;)。


ネイルを楽しむ習慣がなければ、他人事。


意識にひっかからないわけです。



意識の中にないことは目にも入ってこない。


キャッチできない。


だから、言葉としてのかっこよさや見映えのよさというよりも。


ちょっとくらい長かったりダサくても、お客様となる方にとって訴求力があること、「これ、わたしのことだ!」と、ビビッとくることが大事なのです。



自分らしさや感性を伝えることはもちろん大事ですが、それは少し横に置いておいて…


まずは、お客様となる人がいま何を考え、興味関心があり、どんなことを解決したいのか。


それを整理分析して、心をキャッチする(ひっかかる、共感できる)言葉を使い提案する気持ちで、キャッチコピーやタイトルを考えていきましょう。