チラシテンプレートの落とし穴。


この前、出張でチラシづくりのサポートをしにいってきました。 


今は、ネットプリントのサービスがた~くさんあるので、本当に便利^^


 デザイナーさんのクオリティにはとても及びませんが、ノンデザイナーでもテンプレートを活用すれば、パワポでデータ作成&入稿して、ある程度のチラシなら印刷できますからね。


 (そして自宅プリンタで印刷するより、う~んと安い!)

 

それぞれのサイトで、配布している無料テンプレートの充実っぷりもハンパないし!


 WORDやEXCELにも無料のテンプレートはありますが、印刷会社さんのはデザインもよく、やっぱりステキです^^ 


 手順としても、選んだテンプレートのデータをダウンロードして、あとは必要な情報を入れるだけ。 

 

なのですが… ここで注意したいことが!



 多くのテンプレートには、 ・イベント名 ・日付 ・店名 ・メニュー などのテキスト欄が確保されています。 


 が… 


 「どんな人が対象なのか?」


 このもっとも重要な「声かけ」(キャッチコピーや数行の文章)を明記するスペースが、ほぼありません泣 


というか、はなからデザインに組み込まれていないのがほとんどですw


これがないとですね…


ただでさえみんな同じテンプレートを使っているわけなので、差はまったくつかないし、興味をひくことは難しいです。 


「あ、これ、わたしに関係ありそう!」


と思ってもらえないと、スルーされてしまいますよね? 


 これは悲しい~~ T T



 この、対象者をしぼる作業は、いつなんどきでもやっていただきたいこと。 


でないと、本来は、すべての文章もデザインも決まらないのです。 


 ある程度は、デザインの雰囲気だけで客層をしぼることもできると思いますが… 


どちらかというと、有形の商品・サービスをお持ちの方向きかもしれません。


(飲食店とか、ネイルサロンとか)



無形サービスを提供している方は、 


 「○○な人、××な方」

 「○○なお悩みありませんか?」


 とか、ベタでも数行でも必ず「声かけ」記載することをオススメします。  



なので、テンプレートを選ぶときも。 


できるだけ、そのような「声かけ」スペースをとれそうな(できれば紙面上部に)、しかもデザイン的な崩れが少なそうなものを選ぶようにしましょう。 


この考え方は、イベント用であっても、パンフレット的な使い方のチラシであっても同じです。 



 テンプレートって、視覚的にすでに完成しているので、穴埋めできてしまうと、それ以上のことを考えなくなってしまいます。 


 そう、思考が限定されがちなのが落とし穴。 


理想のお客様を呼ぶためには、まず対象を設定すること。  


チラシ上で「どんな声かけをしたらいいのかな?」という意識をつねに忘れずに、そしてそれを記載するスペースがないのなら、追加してつくりましょうね。  



この記事が、少しでもお役に立ちますよう応援しています^^


7月14日、チラシをつくるときのベースとなる考え方をお話しします↓