記事に「WORTH」はありますか?


この前記事を書くために、『記者ハンドブック』をパラパラと眺めていたんですね。 


(『記者ハンドブック』とは、新聞記者やライターがよく使う、用字用語の小辞典のことです。


これ、辞書代わりにとても重宝しますよ) 


そうしたら、当たり前だけどうっかり軽視しがちな、ナイス!なことが書いてありました。  


「文章の書き方」などのセミナーを受けている方は、すでにご存知の基本のコトかと思いますが…


 改めて意識したいことだなぁと思ったので、ご紹介します。  


(※記者ハンドブックの一部を抜粋、引用しています)


 ↓ ↓ ↓ 


記事の大原則は「わかりやすく」「コンパクト」にまとめること。  


そのためには「5W1H」を中心に組み立てること。 


 ・いつ(WHEN) 

 ・どこで(WHERE) 

 ・だれが(WHO) 

 ・なにを(WHAT) 

 ・なぜ(WHY) 

 ・どのように(HOW)


必ずしも、この6要素が含まれていなければならないわけではないが、内容をかみ砕き、理解しやすく書くこと。  


もうひとつのWとなる「WORTH」(読者にとっての値打ち)があるか、も大切である。 


 ↑ ↑ ↑ 

 わたしが激しくうなずいたのは、最後の一文。 


 WORSEではなく、WORTH。 


「WORTH」(読者にとっての値打ち)があるか。

 
 これこれこれです! 


 記事が、自分の感情の発散ばかりになってはいないか。 


毎日更新しなきゃという切迫感から、ランチ報告のような日記文になってはいないか。 


自撮り写真ばかり、ズラズラ載せていないか(あ、でも芸能人は別かも^^;)


自分のサービス紹介に必死で、それに終始していないか…  



こんなふうに「自分本位」の発信になっていないか? 


と、自戒をこめて、振り返りつつ気をつけています。 


アクセス数アップねらいや自己PRだけの記事では、ほんとうのお客様にとって「値打ち」を感じていただくのは難しいですよね。 


信頼も遠のいてしまいます。 


やっぱり、「ビジネスはお客様のお困りごとの解決」。 


これが大前提です。 


無形商品・サービスなら、なおさら意識したいところ。  


いつもお客様のことを考えるスタンスは忘れられません。 



そしてできるだけ、軽い内容ではなく。 


どすっと効くボディブローのような、真理であったり、濃く良質な記事を書くようにしたいものです。 


お客様の疑問や悩みの解決法。 


思い描く理想へと導くためのご提案や、知りたいところを書いていきましょう。  


その値打ち、価値が、SEO対策にもお客様にとっても、よい影響をもたらすのです。 



この記事が誰かのお役に立ちますように、いつも応援しています^^



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