読みやすくなる小ワザ・漢字を「ひらく」


ブログ、チラシなどの文章が、なんだかカタく感じる。


なめらかに読めない、ガタガタして見える気がする。


文章自体の流れがいいのに… なぜ???



そんな違和感を感じるときは、「文字」を点検してみてください。


「又」「即ち」「並びに」「若しくは」とか(あんまり使わないかしら^^;)


ちょっとした単語が漢字になっていませんか?


「チャレンジして行きます」「~する事が出来ます」「今の所」「~御座います」


といった表記はありませんか? 


そしてなんとなく、漢字のところで読むスピードが落ちませんか?



これはけして間違いではないですし、あえて雰囲気をつくりこみたい意図があればいいんです。


でもそうでなければ、ひらがなに直してあげた方がスッとテンポよく読めます。


パソコンやスマホの変換は正しいかもしれませんが、お客様が読んだときの印象までは想定してくれません。



ひらがなの分量を増やすと、文章がやさしい、とっつきやすい印象に変わります。


いつもムスッとしている人が、にこっ^^とする瞬間を目撃。


一気に好印象になっちゃった!みたいな感じ。


あなたの分身である文章も、できるだけとっつきやすいほうがいいですよね?



ちなみに、漢字をひらがなに直す作業を、デザイン業界隈では「ひらく」と言っていました。


(タイトルにも使ってみました^^;)


広告デザインなどでは、イメージ戦略からよく「ひらく」ことがあります。


※前述の言葉は、新聞表記の用字用語ルールでも、原則としてひらがな記載になっているもの。ご参考までに。



お仕事で使う文章であるならば、文章は書いた人のものではなく、読む人のためのものと、わたしは思います。


(日記ブログや作家さんの作品であれば、そこまで気にせず、ぞんぶんに好きなように書いていいですけどね^^)


漢字をひらくだけで、「細部にも気を配れる人」というインスピレーションが伝わっていくこともあります。


読み進めやすくするコツって、ほんとうにちょっとしたことの中にあるし、その積み重ねです。



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