「興味があります!」といわれることの多い、2つ折り名刺。
お客様事例を中心に、これまで記事でも紹介してきていますが(→カテゴリ:2つ折り名刺)
少し詳しく、2つ折り名刺の構成やどんな手順で制作を進めているのか、お話ししていこうかなと思います。
まずは、2つ折り名刺の「あまりよくない例」をご紹介したいと思います。
これをカミングアウトするのはちょっと勇気が要りますが…汗
これ、数年前に、わたしが初めて自作した名刺のことなんですね^^;
名づけて「ダメイシ」(=ダメ名刺)w
そのときは時間と愛情をかけて一所懸命に作ったので、気に入っていて愛着はあったし、ダメとは断じたくないのですが…
今見直すと、ツッコミどころ満載!
よくない例からみていただいたほうが、伝わることもあるので、教材として活かしちゃいます!
数年前、わたしはスノードームづくりのインストラクターをやっていました。
(このころはライター業はお休みしていたんです)
見よう見まねで、写真を盛り込んだ名刺をつくり(このときはエーワンのオンラインソフトウェア「ラベル屋さん」を使いました)自宅プリンタで印刷して、使っていました。
これね、一見かわいいんですよ。
(実際好評だったんですよ^^)
でもね、今の「おたすけ式 2つ折り名刺のつくり方」からすると、こんなふうに分析されます。
1.全体的に内容を入れすぎている
2.トップ面に自分の連絡先を入れても、意味がない
「名刺なのに!?」と言われますが、そもそもスノードームに関心のある方は、名前や連絡先に興味があるわけではないのです。
あくまで興味があるのは「お客様が、どんなことをできるか」。
単なる連絡先交換カードならいいですが、せっかくのカード面積を活かすなら、パンフレット機能をもたせたいので、「開かれる」しかけや導線が必要なんです。
3.自分のできることばかりプッシュしすぎている
開いても、手持ちメニューがグイグイ押し気味に並んでいるだけになってしまっています。
4.見る人の興味関心、ニーズや疑問などをくみ取った展開になっていない
少しでもスノードームに興味をもった人、もしくはスノードームは未知の世界だけれど、ハンドメイド好きさんの欲求をくすぐる言葉かけ、内容をご案内する展開、心理的な流れの仕組みがありません泣
これは教室業の名刺であって、雑貨のような「有形」商品ではないので、カタログ的に写真を並べるだけではダメなんですね。
5.違うジャンルの教室業のPRも入っている
わたしはこの点がもっともイカン!と思っています。
スノードーム講師の名刺なのに、お客様の層も目的もまったく違う他ジャンルのPRも入ってる…
混乱しますよね、見る人も。
コンセプト自体異なるものが同居している、雑居ビル状態です。
…とまあ、画像も付けて、ていねいに説明したら、なんだか落ち込んできました笑
もちろん2つ折り名刺に「絶対解!」というのはありませんし、だから使えない!というわけではありません。
むしろ「2つ折りカードを、名刺(携帯型パンフレット)として使う」点で、評判はよかったのです。
しかし!
反応がよかっただけに、もっと改良しよう!と勉強研究していったらですね。。。
ダイレクトレスポンスマーケティングという手法や、集客プロデューサーの方のノウハウを知ることになり…
「こりゃ根本から変えないと全然イカン!」
となり、まったく構成を変えて、リニュアルしたのでした。
じゃあ、どんな風に「ダメイシ」が変わったのか??
わたしのスノードーム名刺第2弾!
次の記事では、これがどう改良されたのかについて、お話ししたいと思います。
この記事が誰かのお役に立ちますよう、いつも応援しています^^
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