「声に出して読む」と文章の〇〇なところがわかる


大学生のころ、論文を書くときに教授から言われたこと。

文章を書いたら声に出して読むこと。

そうすると、変なところがすぐ分かるんやで」


今でこそ「書くこと」まわりのお仕事をしているわたしですが、

実は文章を書くのは超~~下手だったんです。。。

教授と論文の読みあわせをすると、いつもガッカリされていました(笑)


専攻していた地理学の論文とは

実験レポートを書くように

展開してゆくものなのですが、

いま思えば

「わかりやすい文章の書き方」

そのもののトレーニングだったように思います。

(この経験がなければ、

この教授からのご指南がなければ

わたしのライティング業はなかった)


で、声に出して読むと、

・主語と述語がきちんと対応しているか

・主語がふたつになっていないか

・内容に矛盾はないか

・一文が長すぎないか

・何を言いたいのか見失っていないか

などなどという点が、はっきりと見えてきます。


「見て」いるだけだと、煮詰まってきたり

変な言い回しがあっても、

なぜか気がつかないものなんですよね。

リズムが失われていたりとかね。


身支度をするときって、全身を鏡でチェックしますよね?

文章も同じで、

「音読」によって、文章を鏡にうつして見ることができるんです。

だから「しゃべりながら書く」のもいい手なんですよ^^


とっても簡単でシンプルなことですが、

文章が迷宮入りしたように感じるときは

「音読」ぜひ試してみるといいと思います。

(他人に読んでもらうのが一番理想的!)


わたしも「音読」チェックしながら書いていますよぶつぶつ。