パンフレットの考え方でつくる名刺【2つ折り名刺】

「おたすけライティング」のお仕事の要、といっても過言ではない「2つ折り名刺」プロデュース。

お問い合わせも、一番多いです。


形状的には

・ショップカードやポイントカードを思い浮かべてみて!

・山型になる名刺だよ

こんなふうに言うと伝わるのですが。


特長については

・スペースが増えるから、文章も写真も満載にすればいいの?

・印刷屋さんでカンタンにつくれるんじゃないの?

・表面に名前とか連絡先入れて、中面に詳しいサービスを説明して、裏面にはアクセスとか入れればできるの?

そんなご質問もたびたびいただいており。

ご返答とともに、あらためて2つ折り名刺の特長をご説明しつつ、「まだまだ伝えきれてない部分があるなあ」と、自分自身に歯がゆい思いをしておりました…


そうなんです。

「もっとズバッと、2つ折り名詞の特長を説明できないか?」

このことを、ずうううっと考えていました。


そして。全部を説明するひと言としてたどりついたのが

「パンフレットのようにつくる名刺です」


(単純なのに、なんで今まで思いつかなかったのかーーー汗)


多くのパンフレットの構成を思い出してみましょう。

まずは、見込み客となる方の興味を引くキャッチコピーや画像があり。

(表紙に、いきなりお名前や連絡先の入っているものもありますが^^;)

それに続いて、サービスメニューやその説明。

そのサービスを受けた後はどうなれるのか、お客さまの声。

最後に、メルマガやLINE@登録案内、お問い合わせへとエスコート。

「ビジネスはお客さまの困りごとの解決」という前提からすると、こんな流れで構成されているんですね。


で、戻りますが。

「おたすけライティング」では、このパンフレットの構成の仕方を、2つ折り名刺の構成にもそのまま活かしています。

繰り返しになりますが、これが最大の特長!

だから、表紙面にお名前や連絡先はこないのです。

表紙になる面には、キャッチコピーを配します。

(↑これについては、過去記事もご参照くださいね)

つまり、お財布に入るサイズのパンフレットである、とも言い換えられますね。


・見る人の「心理的な動線」に沿って内容を構成している

・見られない、残念な名刺にしないためにも「内容を見ていただく仕掛け」を、ひとりひとり個別につくることに時間をかけている


ですので、制作時にも「練る」時間を要してしまいますが… 

ライターが名刺原稿をつくる意義も、ここにあると思っています。

名刺ですが、名刺以上なのです。


2つ折り名刺にはスペースが「倍」あるわけなので、単なる「お名前、連絡先、業務内容の詳細カード」に終始するのはもったいないです!

「2つ折り名刺=パンフレット=お問い合わせまでつながる案内状」ととらえて、上手に利用されてほしいのです。

これからは「パンフレットにもなる名刺です」と言って、布教活動をしてまわりますよ~^^