お客様の「心を動かす」言葉を考える。そのポイントとは?

「おはよう!朝だよ」


「遅れるよ!起きて」


「ごはんできてるよ!食べて」



いきなりですみません^^;


これは、うちの子を起こすときの声かけパターン3種。


さていったい、どれが一番効果的(起きてくるか)かというと…


上の子は3つめ!笑


食ネタで誘うとなんでも積極的に行動する人なので、なにかやるとき(やらせたいとき)は「ごほうびにおいしいおやつあるよ♪」とか言うとがんばるんです。


対して、下の子は2つめ。


期限とか、リミットとかで動く人みたいなんですね。


(男子と女子の差も多分にあるのかな??)


この特性を考えて、朝の声かけを使い分けています。




で、何が言いたいのかというと、おんなじ行動をとってもらうにも、「人によって響く言葉、部分が違う」ということなんです。


だから、あなたの商品やサービスを購入してほしいとき、まず考えなければならないのは…


「あなたのお客様」にどんな属性や性質があるのか、ということ。


そして、その方たちを思い描きながら「くすぐる」「思いやる」「刺激する」「問題解決になる」言葉を探すこと。


そのためには、お客様のライフタイルや価値観、リアルな現状を考えまくること。


これ、ものすごい想像力をはたらかせる部分です。



もちろんひとりひとり違う人間なので、みんな同じ枠ではくくれないわけですが、共通している特性はうっすらあると思います。


たとえば、あなたがなんらかのクラフト教室をやっているとして。


お客様像が<主婦、小さいお子さん子育て中、ハンドメイド好き>だとします。


この設定で、お客様のリアルな現状やライフスタイルをどこまでも考えてあげましょう。


…毎日お疲れじゃないかな? 


…まとまった時間がとれなそうだけど、たまには気分転換で、好きなハンドメイドを夢中でやりたいんじゃないかな?


…お子さんにも手づくりの楽しさを伝えたいんじゃないかな?


…教室に通うのはたいへんかもしれない…


などと、思いやりをもって想像するんですね(聞くことができればなおよし!)。


すると、こんなキーワードやサービスが浮かんでくるかもしれませんね。


・お昼寝中のスキマ時間で、おうちでできる!動画講座あり

・一点ものを大切にする心を育てる

・思い出に残る

・キッズスペースがあるから没頭できます♪

・仕上げだけママがやる! ほぼフルオーダーサービス



もうひとつ。


同じサービスでも、お客様像が<主婦、孫がいる世代、ハンドメイド好き>と、ひとつだけ特性が違う場合も考えてみましょう。


…じっくり取り組む時間はとれそう


…作品の精度や技術を磨くこと、学ぶことがやりがいになりそう。自分に自信や誇りをもてる何かを探してるんじゃないかな?


…おともだちづくりやコミュニケーションの場であることも、大切かもしれない


すると


・じっくりゆっくり、大作に取り組んでみませんか?

・作品展出品を目指します

・教室後のお食事会もお楽しみ♪

・テキストの文字は読みやすい大きさで、写真も多めです


今度は、違う切り口の言葉が浮かんできますよね。



いずれも「心を動かす」言葉は、お客様の実情によりそう「思いやり」から出てきます。


たくさん、たくさん、お客様のことを考えてあげてください。


そのとき、言葉から「売り込み」臭は消えて、行動へのスイッチと変わるはずです。



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